先週はアメリカの感謝祭でした。 これは、サンキスギビングディー(Thanksgiving Day)と言って、伝統的には家族が皆家に集まって、調理された七面鳥、パンクズにグレービー、 マッシュポテト、クランベリーソース、パンプキンパイ等食べて、家族の安全、美味しい食べ物、平和な生活に感謝する日です。
私は先週感謝祭を祝うために、実家のハワイに戻っていましたが、金曜日にアポがあったため、感謝祭は一日早めに両親とエンジョイしました。感謝祭の日に日本に戻ってきましたが、このスペシャルなお祝いを家族と一緒にハワイで祝うことができて感謝です!
さて、このお祝いの前の日ですが、ホノルル市の中心のアロハタワーと呼ばれるショッピングセンターである人との待ち合わせのため、私の愛車のボルボに乗って向かっているときでした。アメリカに行くとラジオのトークショーが大好きなので、運転しているときには常にラジオを聞きながら運転しているのですが、そこでトークショーのホストが「感謝祭」に関して話をしていました。
彼は、最近アメリカで「Thanksgiving Day(感謝祭)」を「Turkey Day(七面鳥の日)」と呼ぶ傾向があると指摘していました。そして、この日を「Turkey Day」と呼ぶことを法律で禁ずるべし!と力説していました。その理由として、まず第一に「Holiday(祭日)」は、「Holy Day(聖なる日)」が由来で、感謝祭も聖なる日であるということ。「Thanksgiving Day(感謝祭)」は、アメリカの第一大統領のジョージ・ワシントンが始めた祭日であり、自由の国アメリカに生きていることを感謝するための日であること、などでした。
そして、一番私がうなづけたのは「人生の中で、小さいことが大切なことだから、こういうことを守らねば、もともとの意味が分からなくなる」でした。多くのことに感謝するための日が「七面鳥の日」になった瞬間に、名前が変わっただけではなく、そもそもの祭日の日の意味が消え失せてしまうのです。
そう思えば、今日食事からタクシーで家に帰ってくるときもラジオで誰かが「いじめ」の話をしていました。その人は「いじめ」という言葉をなくすべきだ!といってました。なぜかというと「いじめ」はれっきとした「暴力・暴行」であり、「いじめ」と言っている間は、社会からまじめに対応されないからだ、という説です。
こういうことを聞いていると、ロミオ&ジュリエット(シェイクスピア)の一説が思い出されます:「What's in a name. A rose by any other name would smell as sweet.」。
人が「Thanksgiving Day」を「七面鳥の日」と呼ぶことは、人々の心の中から「感謝の心」が忘れられてきている一つの現象だと思う。そう思うと、一生懸命に表面的な現象のレベルで力説をしてもしょうがない。感謝の心がまた芽生えてくれば、人は自然と「七面鳥の日」を「Thanksgiving Day」と呼ぶことでしょう。
感謝祭のシンボルである多くの七面鳥やその他多くの生き物達に感謝!
感謝
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2019年はおかげさまで
セミナー 115日
アシスタント 26日
セミナー受講 2日
個人セッション 23回
計143日 NLPに関わらせていただき、
その他にもマネジメント関係も学ばせていただきました。
ありがとうございます。
今年は、いつか完全にリフレーミングできた時に
お話ししたいなと思う...
5 年前
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