今日は会社のクリスマスパーティーでした。
私はこの会社では初めてのパーティーで、レインボーブリッジが見えるすてきなホテルで、かなりの豪華さにちょっと驚きでした。社長からの乾杯のスピーチは、今年の不況にもかかわらず、会社がノルマの100%近い成績を達成したとのハッピーなメッセージでした。シャンパンもバッチリでした!
お食事はブッフェスタイルで、50名ほどの人数でガヤガヤにぎわっている最中、司会がゲームをやったり、プロのマジックショーをやったり、まぁ、楽しかったです(マジシャンの手に隠れたカードが見えちゃったのが、ちょっとがっかりでしたが、やはりハトがハンカチから出てくるのはすごかったです)。
最後には日本の会社ですから、「一本締め」をリードする人が〆のスピーチをしました。アメリカでしたらクリスマスパーティーの終わりの言葉は、一年無事であった幸せ、家族への感謝、そして来年に向けての平和への祈りで、和やかな気持ちで終わります。
しかし今夜のスピーチはちょっと違っていました。この方は営業のマネージャであったせいか「まだ今期は終わっていないので、最後までがんばろう。最後の一円まで売ってこよう。こういう努力があるからこそ、皆の家族も安心して暮らせていることを考えよう。」まぁ、こんな感じでした。
私はどうがんばってもクリスチャンとは言えません。でもクリスマスのスピリットは大切にしています。そのせいか、この最後のスピーチに若干違和感を覚えました。
でも一つだけこのような終わり方で良いこともありました。それは、コミュニケーションのテクニックで言う、組み込みループ(Embedded Loop)という概念です。これは、何か相手の無意識に埋め込みたいメッセージがあるときは、ロシアのお人形のように、一つの人形の中にさらに小さな人形があって、その人形の中にさらに小さな人形があって...のように、一番大切なメッセージを別のメッセージで包んで行くことを指します。その観点から見ると、今日のパーティーは、営業的メッセージで始まり、営業的メッセージで終わりました。ですが、その真ん中には、楽しいマジックや、美味しい食事の記憶のメッセージが入っています。
今日のスピーカーは、無意識に、私たちの無意識に、楽しい思い出を包んでくれました。
無意識のハッピーネスに感謝!
感謝
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2019年はおかげさまで
セミナー 115日
アシスタント 26日
セミナー受講 2日
個人セッション 23回
計143日 NLPに関わらせていただき、
その他にもマネジメント関係も学ばせていただきました。
ありがとうございます。
今年は、いつか完全にリフレーミングできた時に
お話ししたいなと思う...
5 年前
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