平成21年10月9日金曜日

Day 18 パーフェクトストーム

今日はプラン18日目。10年ぶりの巨大台風上陸の日。

目が覚めたら外は嵐か、と思いきや、窓の外は明るく青空が広がっていました。朝のNHKニュースを横目で見たときには、台風の目が東京の真上に乗っかっていたのにも関わらず、外はパーフェクトな秋晴れ。確かに所々雨の形跡も残っていたり、生暖かい風も吹いていましたが、あれだけニュースで騒いでいた台風はどこにいったのかなぁ、と思いながら一日が始まりました。夜のニュースで見ましたが、東京ではないところでは、かなり台風が大暴れした様子。竜巻も複数勃発。犠牲になった方達も数人あり。きっと朝起きたときは、そんな日になるとは予想もできていなかったはず、、、

午後はあるセミナーに出席しました。時間はお昼過ぎから始まり、会場がやや暖かめで、空調があまり聞いていない状態。セミナーのスピーカーは席に座ったまま、情報漏洩や内部統制の条例のお話を淡々と語っていました。これぞまさしく睡魔が襲ってくるパーフェクトな条件! 確かに頭がコックンコックンしている人たちが数人周りにいました。でも何故か私は目がしゃきっとしていて、内容もとっても面白く思えました。過去だったら私もコックンしていたのになぁ、、、 ここで学んだことは「銀行が揺らぐような事件は、過失が原因で起きることはほぼ無い。原因は故意的な不祥事。でも会社は過失を防ぐことにお金と時間をかけて、人の不祥事を防ぐことの対策は比較的行っていない。」 ようするに、いらないところにお金をかけ、必要なところに何もしていない。頭がいい人たちが集まっているはずなのになぁ。。。

そのあと別の場所に駆けつけて、今度は暗号要素技術のセミナー。 ここで学んだことは「多くの暗号の研究者達は、どれだけ解けない暗号を作り出すかに必死になっている。でも情報は暗号を解かなくても漏洩する。」要するに、暗号がいくら強固でも実装がまずければ秘密は漏れてしまうということ。ここでもまたもや、頭の良い人たちが無駄なところに力を使っている。思い込みは恐ろしい!

夜はお友達と美味しいお食事。高層ビルから見る東京の夜景は、台風のお陰で空気が澄んで、普通では見れない輝きをしていました。人の心も嵐が過ぎると吹っ切れて澄んでいくのでしょうね。

パーフェクトストームは、時には様々な条件が重なり合い、夢にも考えられないような現象が起きることをいいます。最近の経済、政治、企業、人などは、まさしくパーフェクトストームの真っただ中。でも、嵐は必ず通り抜けていくもの。嵐あっての晴天、、、 なぁんて考えさせられた一日でした。

学べるお友達が身近にいることに感謝!

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もし50日しか生きれないとしたら。。。

もし後50日しか生きれないとしたら、その時間をどう生きますか?
一日一日が最後と思って生きるとしたら、どう毎日が変わるでしょう?
エルドン・テイラー氏が出した答えは「このひとときを大切に」でした。