平成21年12月17日木曜日

第二弾:Day 17 期待というエネルギー


今日は「expectation 期待」のテーマでブログに書こうと夕食で、ふと思いました。

今夜も丸ビルの6階にある京豆腐料理のお店で夕食をしました。
今日は豆腐で出来た赤ワインを舐めるように飲んで(食事中はあまり水分は飲まないようにしているので...)、とってもデリシャスなお豆腐の様々な盛りつけしているお弁当を頂きました。

実は今夜、職場の同僚の人をお誘いしました。この人をAさんとしましょう。
Aさんには日々山ほどお世話になっていて、一緒にお豆腐料理をエンジョイするのもいいかなぁと夕方思いついたので聞いてみました。Aさんは、先に別のお誘いがあったので、まずはそこに顔を出してから30分後にお豆腐のお店で合いましょう、との約束で私は先にお店の前でまっていました。すると約束の時間ぴったりに電話がかかってきて、別の飲み会の人で、Aさんも居るので私にもおいでよとのお誘いをいただきました。とってもにぎやかで、声がまともに聞こえませんでした。

普通だったら行っていたと思いますが、今日は静かにお豆腐料理をエンジョイする思いがあったので、お断りして、一人でお豆腐料理屋さんで、ゆっくりとディナーをエンジョイしました。

一昔前だったら「なんだ、約束した癖に!」と思っていたことは確実です。
でも今は全くそういう気持ちが無い。
だってAさんが来ても来なくても、今夜はお豆腐料理を食べると決めていたから...

ここで、D. J. サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて(Catcher in the rye)」の一節を思い出しました。その一節は、こういうふうに覚えています。

ある少年がお父さんと一緒に魚釣りにいくのをとても楽しみにしていた。
そしてお父さんも、日曜日に朝早く一緒に行くと約束をしました。
ですが、お父さんは前の日に遅くまで仕事をしてしまい、日曜日の朝は、息子との約束をすっかり忘れて寝ていたのです。
少年は、父を恨み、ずっと家の中でその日をすごしました。
本当に魚釣りに行きたかったのに...
ですが、誰かは彼に言ったのです。
「もし自分が本当にやりたいことがあったら、人が来ようが来なくても、自分一人でも行くと心に決めなさい。」と。
「人のせいでどこかに行かなかったとか、人のせいで何かができなかった、と言うのは意思の弱い人間が言うことだ」と。

約束した人が来ても来なくても、自分がやろうと思ったことはやる!
この考えのお陰で、私は人に対しての期待が満たされなかったことで、自分や他人を責めることがとても少なくなったような気がします。

「期待」という気持ちはとても価値のあるものです。
ですが、「期待」というエネルギーは大切にして、どうでも良いことには使わない。
これが私の今の心境です。

...なので、Aさん、またのチャンスにね!

平和で静かな一時に感謝!

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もし50日しか生きれないとしたら。。。

もし後50日しか生きれないとしたら、その時間をどう生きますか?
一日一日が最後と思って生きるとしたら、どう毎日が変わるでしょう?
エルドン・テイラー氏が出した答えは「このひとときを大切に」でした。